8月19日、幕張メッセ
【キャラホビ2006「天元突破グレンラガン」スペシャルステージ】

キャラホビ2006スペシャルステージ

キャラホビ2006、初日19日のメインステージAでは、「天元突破グレンラガン」のステージイベントが行われました。
小林氏出演は、小林治氏の司会進行で、GAINAXのプロデューサー、武田康廣氏、赤井孝美氏をお招きして、「グレンラガン」とはどんな作品なのか? ロボットアニメとは何たるものなのか? についてをアニメ談義風に徹底解剖。作品の紹介とその魅力について触れていきました。

武田氏 先日行われた「グレンラガン」の製作発表会。会場はかの帝國ホテルで実施されました。まずそのことについて、「GAINAXの処女作「王立宇宙軍」の製作発表も帝國ホテルの金屏風の前で行いました」(武田氏)
「初心に帰りまして今回、同じ場所でと思いました」(赤井氏)
実は事前に報道陣に対して、GAINAXの新作とだけ告知し、製作発表を行いましたが予想以上にお集まりいただき、驚きと感謝の気持ちでいっぱいだった当時の心境に触れました。

本作をつくるきっかけに関しては赤井氏より、「構想3年。創設20周年目の節目を迎えるにあたり、ロボットアニメで代表作となる作品がつくりたかった。ロボットアニメとは何かからはじまって、ディスカッションにディスカッションを重ねて、赤井氏日本のロボットアニメの原点に未来思考の発想を加え、新世紀のアニメ像を残したいと考えました」
また、本作の見どころに関しては武田氏より、「2クールで4部構成の大河ドラマです。主人公が少年から青年に成長。体ばかりでなく、心も成長していく様子が見どころです」それぞれ説明がなされました。

国井氏いよいよ作品の核心に触れようとしたその時、アニメトークライブなどで活躍しているアニメ会の国井咲也さんがステージに登場!国井さんを交え、さらに突っ込んだトークが展開していきます。スクリーンに映し出されるメカデザインに対し、開口一番国井さんは、「今までのスーパーロボットに肩を並べるくらい、怒涛のメカですね」とコメント。
まさにカッコ良さと国民的アニメを印象づけるメカニックがそのベールを脱いでいきます。「この世界では、すべての兵器がロボットで、乗り物に至るまでロボットが登場します。逆にロボット以外のものは出てきません」(赤井氏)
グレンラガン「グレンとラガンの2つのロボットが合体して1つのロボットになります」(武田氏)
ここで、机の上に出されていたのは、2体のロボットフィギュア。2つともグレンラガンのフィギュアですが、1つはコナミさんより発売される「グレンラガン」のモデルで、もう1つは作画参考用につくられた「ラガン」のモデル。それぞれに思い入れを紹介する一方で細部まで凝って製作された作画参考用モデルのディテールもカメラを通じて会場のファンに披露されました。

キャラクターの紹介についても、主人公のシモンについて「秘めた能力を持つ少年」(赤井氏)
「年齢の設定は、13、4歳です(武田氏)、王道を行く一方で、新しいキャラクターの要素も取り入れるとのこと。そんな「グレンラガン」への高まる期待に、「ロボットに燃え、キャラクターに萌え、1粒で何度もおいしい」(国井氏)

監督の今石洋之氏とシリーズ構成中島かずき氏ここで監督の今石洋之氏とシリーズ構成の中島かずき氏のビデオコメントも上映。
TVシリーズ初監督を務める今石氏のもとに多くのスタッフが結集したことや、中島氏と武田氏たちの意外な接点など、偶然ではない、なるべくして成った強力制作陣をもって本作にあたることが会場のファンに伝えられました。
また通常数ライン動かしているというGAINAXのアニメーション制作。今回は、「王立宇宙軍」「新世紀エヴァンゲリオン」のときと同様に、この作品一作に全社の総力を結集。気持ちの入れ具合の高さも語られました。

気になるキャスト発表ですが、いまはまだ秘密とのこと。今後随時発表していくとのことなので、こちらも要チェックです。

「男の熱い友情。美少女。ロボットの進化とヴァージョンアップ。2007年、ドリル銀河の漢(おとこ)道が天を突き抜ける」
テレビアニメ新シリーズ「天元突破グレンラガン」間違いなく最重要注目作品です。