岩崎琢のグレンラガンBGM解説
第9回 DISC2 No.16~20

グレンラガンの劇中を飾った数々のBGMが収録されたオリジナル・サウンドトラックがいよいよ発売になりました。
そこで、作曲を手がけた岩崎琢さん自身がサントラに収録された楽曲を毎週更新で全51曲すべてを解説いたします!

天元突破グレンラガン オリジナル・サウンドトラック
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DISC1
第1回 No.1~5  第2回 No.6~10
第3回 No.11~15  第4回 No.16~20
第5回 No.21~26
DISC2
第6回 No.1~5  第7回 No.6~10
第8回 No.11~15  第9回 No.16~20
第10回 No.21~25  
天元突破グレンラガン オリジナル・サウンドトラック

16.どうだ!俺のトランペットは凄いだろう!!

この曲は、元々最初の録音の時に作ろうとしていた曲なのですが、どうしてもうまくいかなくて、前半の録音には間に合わなかったのです…
「そのままお蔵入りかなあ」と半ば諦めかけてんだけれど、後半の録音に、なんとか執念で??間に合わせて作り上げた曲です。
因みに、このタイトルはフランク・ザッパ(アメリカの現代音楽作家であり、ロックギタリスト)の「どうだ、俺のギターは凄いんだ」から拝借しています。
今回、曲のタイトルは「フランク・ザッパ」の曲タイトルの日本語訳っぽいものをつけて遊んじゃおう!と、音楽を作る前から、一人で盛り上がっていたのでした。
16.どうだ!俺のトランペットは凄いだろう!!


17.ラップは漢の魂……だった…よな…

ラップ4部作(?)の三曲目にあたる曲ですが、コレを作ることによってグレンラガンの音楽に「ラップ」という筋をより確実に通すきっかけが出来ました。
この筋を通すために用いる要素というものは、別にラップでなくても良いのだけど、(普通だったら、「メロディーで」とか、「何か楽器の音で」という感じで表す)リリックは対象が曖昧な音楽(もしくは音)に比べ、意味が意味としてより目に見える形で現れます。よって見せ方(アレンジ)を、色々手を変え、品を変えと展開していくと、筋だけは損なわず意味づけだけが、よりはっきり変わったように聴こえるという事において、非常に有効なマテリアルだと思いました。
同じ言葉でも「いつ」「誰が」「どんな状況で言ったか」ということで全く違った意味に捉えられるという事と一緒ですね。
17ラップは漢の魂……だった…よな…


18.リゾートライフのイロハ

なんか改めて聴くと、地味な曲だなあと自分でも思いました。
ただ、リゾートっぽい音楽にありがちな、“ツッポコポッポコ・ポコッポコ”的なエセラテン系で陽気な音楽だけは止めようと思っただけです。
18リゾートライフのイロハ


19.ポイズンプリズン

一応、真面目に主題(お前の×××で天を衝け!!)の変奏を行った曲です。
シモンが投獄され、民衆が政府に対する不満と不安を次々と口にし、ざわめき立つ様を結構真面目に描写しました…。
ポイズンプリズン


20.誰かが誰かを恨んでる

これも、何の為に作ったかよく覚えていないです(笑)。
確か、ロージェノムとロシウの密談のシーンの為だったと思うんですが…。
実は、曲の発注の際に渡されるメニュー表というものは、そのプロジェクトが終わってしまったら基本的に捨ててしまうので、時々こういうことになってしまいます…。m(__)m
20.誰かが誰かを恨んでる


~続く~
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