東京国際アニメフェア2007の模様&中川翔子さんコメント


去る3月24日、25日に開催された東京国際アニメフェア2007で24日に行われた、ラジオ<音泉>の公開録音イベントにて、OPテーマ「空色デイズ」を歌う中川翔子さんがサプライズゲストで登場!
緊急取材を行い、HPをご覧のファンの皆様へコメントを頂きました。
中川翔子さんとグレンラガン

――東京国際アニメフェア、参加しての感想をお願いします。
中川  以前にちょっとだけ見たことはあったんですが、じっくり見たことはありませんでした。見るばかりではなく、参加できたことが非常に嬉しいですね。
――『天元突破グレンラガン』の主題歌を歌うことが決まったときのお気持ちをお聞かせください。
中川  「本当に嬉しい」という言葉はこういうときのために使うものなんだ、嬉し涙とは本当に出るものなんだと感じました。驚きと、喜びの気持ちがごちゃごちゃになってしまっていました。
マネージャーから自分がOPテーマを歌うことになったということを聞いても、なかなか信じられず、レコーディングのときも「実は主題歌ダメだったんだ」とスタッフから言われるんじゃないかと思っていたので、今日こうして『空色デイズ』とオープニング映像に合わせたものを見て、やっと本当に私が歌っていいんだと実感が沸いてきたところです。とてもビックリしています。
――楽曲をはじめて聞いたときの印象をお聞かせください。
中川  『グレンラガン』の絵は見ていて、「お前のドリルで天を突け」など、久しぶりにかなり熱い感じでしたので、曲のほうもかなり男くさいのかなと思いきや、爽やかで駆け出していく感じがあり、『グレンラガン』のロボットとはまた違った、クールな内に秘めた熱さがあるなと思いました。
私は今まで、ここまで激しいロック調の曲は歌ったことがなかったのですが、自分自身が歌っていることを忘れるように、また1アニメファンとしても、絶対に作品にピッタリ合うように歌ってやろうという気持ちで、ポジティブに歌いました。
――初めて歌う曲調とのことで、レコーディングでは苦労はございましたか?
中川  悩みがありつつも駆け抜けていく、突き進んでいく。そんな疾走感のあるオープニングテーマなので、自分自身が気持ちよく唄わないといけないと思っていました。「うれしい」「やってやる」という気持ちの方が先に立ち、迷うことはまったくなかったですね。
――レコーディングで、アドバイスされたところはございましたか?
中川翔子さん 中川  「もっと、思いっきり歌っていいよとか、もっともっと突き抜けちゃって!」と、ディレクターさんに言われ、その言葉に後押しされて「よっしゃー!」という気持ちで無我夢中で歌いました。
サビのところが、物語と歌詞があっているなという感じがあり、またイントロから歌うだしのところでも筆文字で『グレンラガン』と、カッコいいタイトルが入るところでもありますし、こうした大事なところでは裏声と地声を使い分けて、気持ちよくいかなければと、存分に歌っています。
――オープニング映像をご覧になられての感想をお聞かせください。
中川  自分で言うのもなんなんですけど、絵と音楽がめちゃくちゃ合ってます! 単純に自分が歌った気がしなくて、客観的に見ることができました。映像は見ていて気持ちよかったですね。イントロからジャジャジャジャンと『天元突破グレンラガン』と筆文字で入るところが、ゾワゾワゾワ~となり、「キターー!」と思わせてくれます。 この熱く、そして久しぶりに感じる胸の高まり、手法に懐かしい印象を受けるんですけど、映像自体は最先端のクオリティで作られていて、まさにGAINAXさんロボットアニメのクオリティの高さを感じました。 嬉しかったところは、曲の終わりのほうでキャラクターがポーズを取りつつ、並んでいくところです。 「こういうのって、懐かしい!」と思うオープニング映像でした。
――『空色デイズ』での印象に残っている、気に入っているフレーズはどこでしょう?
中川  「♪答えはいつもここにある」というところですね。『答え』って探すものじゃないですか。それを『いつもここにある』と言い切っているのが熱いし、それを冷静に言い切ってしまっているところがカッコいいなぁと思います。
――アニメをご覧になられての感想をお聞かせください。
中川  3話まで見させていただいたのですが、引きつけられる感じがとてもすごくて、背筋からゾクゾク来る感じでした。3話でヴィラルが登場して、カミナと対決していくところや、グレンラガンが合体していくところは食い入るように見てしまいました。 熱いバトルと旅立ち、その流れが絶妙に30分の中で描かれていて、30分の内容が1時間くらい見た気持ちになりました!面白いアニメとは、こういうものなんだなと改めて感じさせられました。

キャラクターたちがとてもかわいいし、私が大好きなカミナが半裸で登場するところや、カミナの口上のようなセリフが止まらなくなる感じに、とても魅せられましたね。「熱すぎてついていけないかもしれないけど、それでもあんたについていきたい!」そんな気持ちにさせてくれるんです。

ほかにも、ヒロインのヨーコちゃんや、シモン君の苦悩する姿、なぜか主人公の肩に必ずいるであろう謎の小動物ブータ、そして敵役のヴィラルなど、もうキリがないくらいに見せ場が多くって、引き込まれました!
最初にシモンがドリルをセットするところは、真似してやってみたくなる気持ちになりました。ドリルを首からさげることがきっとブームになりますよ(笑)。
――気になるキャラクターをぜひ教えてください。
中川  一目惚れでカミナだったですが、3話で檜山(修之)さん演じるヴィラルが登場したら、ツボにハマってしまいした。しかもその2人が戦ってしまって。どっちにしよう(笑)。
――最後にファンの方へのメッセージをお願いします。
中川翔子さん 中川  『天元突破グレンラガン』はGAINAXさん制作ということで、面白くないはずがない! と、自信をもっておススメたいと思います。『空色デイズ』も自信を持ってバッチリ合っていると言えます。歌うととても気持ちいいですし、『天元突破グレンラガン』を見て熱くなったらカラオケでぜひ歌ってほしい。熱くドリルを回す気持ちで(笑)、日本中が熱くなればいいですね。私も4月1日からの放送を楽しみにしてますし、いい曲を歌わせていただいてとても幸せです。歌もアニメもすごいぞ! というところを是非併せてチェックしてもらいたいですね。

※おまけ
当日は、アニプレックスブース、ガイナックスブース、KONAMIブースで、2mをはるかに超えるグレンラガンの着ぐるみと、ヨーコ姿のコンパニオンが登場!お客さんの注目を一身に浴びていました。
グレンラガンの着ぐるみヨーコ姿のコンパニオン
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